梅毒

梅毒はコロンブスが新大陸の発見とともにヨーロッパに持ち帰り、その後、全世界に拡がった病気です。
梅毒は、その病原体であるトレポネーマの感染により発症します。
感染して9週までを第1期梅毒、感染して9週から3年までの第2期梅毒、感染後3年以上の第3期梅毒と区分します。
またエイズ患者では、免疫不全により潜伏期間の短縮、病巣の重篤化、病気の進行の加速、治療抵抗性が生じ、また梅毒血清反応が陽性を示さない場合もあります(特に血液製剤によるエイズ患者の場合)。
梅毒に感染し病変部分があると、HIV(エイズウイルス)などにも感染しやすくなります。
梅毒に感染した場合は、HIV検査もあわせて受けることをおすすめいたします。

ケジラミ

子(特に母子)の間の感染が生じ、幼乳児の頭髪、まゆ毛、まつ毛に感染がみられることがあります。
シラミ類は宿主選択性が高く人のみに感染し、幼虫成虫雌雄を問わず吸血します。
いわゆるケジラミは、体長1mm前後のやや茶色がかった白色の吸血性昆虫であるケジラミが寄生することによって発症します。
主に性行為によって感染し、陰毛に寄生します。
陰部のかゆみが特徴で、成年男性によくみられます。
一方、寝具やタオルなどを介する間接感染もあり、ごくまれに親子(特に母子)の間の感染が生じ、幼乳児の頭髪、まゆ毛、まつ毛に感染がみられることがあります。

尖圭コンジローム

尖圭コンジロームは、ヒト乳頭腫ウイルスにより引き起こされる男女の性器や肛門周辺にニワトリのトサカ(カリフラワー状)、もしくは乳頭のようなイボが発生します。
感染後3週から8ヶ月を経て、イボが肉眼で確認できるようになります。
尖圭コンジロームはウイルス性のイボなので、完全な治療はできませんが、外科切除や、電気焼灼、凍結療法が行われています。
再発率が高いので治療後3−4ヶ月の経過観察が必要です。
自分に症状が出た場合は、パートナーも感染していることが多くあります。
その時にパートナーには症状がなくても、数ヵ月たってから症状が出る場合があるので、注意が必要です。

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